呼吸している、えらい(気分変調症日記)

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夢日記4/24第2回

舞台は第一部が学校、第二部がゲームの中、第三部が空港だった。

第一部
私は学校にいた。小学校か中学校か高校かはわからない。
周りにいた人たちは、小学校と中学校でそこそこ仲の良かった男の子たちと、小学生のとき好きだった男の子だった。
経緯は覚えていないが、とにかく私は蛇の呪いに罹っていた。
蛇の呪いに罹っていたから蛇に噛まれたのか、蛇に噛まれたから蛇の呪いに罹ったのか、前後がはっきりしない。
蛇の呪いに罹った私は、膝あたりを大蛇に食いつかれ、自分自身も醜い何かになり、学校の廊下にある生ごみ置き場に捨てられた。
意識はあった。
だから上から給食の残飯のようなものをぶちまけられたり、誰かがものすごく臭いゲロを吐いていったりするのを認識していた。
ちなみに、ものすごく臭いゲロを吐かれたとき、ゴミ捨て場の中から誰かが飛び上がった。
捨てられていたのは私だけではなかったらしい。

しばらくそこに横たわっていると、現実で私が中学生のとき、周りから付き合え付き合えとからかわれていた男の子(A君)がやってきた。
男の子は手に魔導書のようなものを持っていた。
教室の机の中を掃除していたら出てきたらしい、ということがなぜか私にはわかった。
彼は私がごみにうずもれているあたりをぼんやりとみて、何かを思いついたように呪文を唱えた。
私の膝から下が金色に光って、元の姿を取り戻し始めた。
けれど、そこに食いついていた蛇も復活してしまい、私は激痛で身もだえした。
驚いたA君は、慌てて魔導書のページを繰り、金の指輪がその蛇を倒し、私を元に戻すのに有効だということを知った。
しかし指輪など手元にない。
A君はダメもとで手で輪を作って私に宛がい、呪文を唱えた。
すると金色の光が強さを増し、膝に食いついていた蛇は消え、私の身体は一部元に戻った。

そのあと、教室で文化祭か何かの出し物の準備をしていた。
私のクラスは「宇宙をテーマにした作品展」だった。
私はひたすらに絵をかいていた。途中で大声で歌を歌った。歌の内容は現実のいまさっきまで覚えていたが忘れてしまった。
私の絵には山と、それを抱える女の子と、その周りを飛び回るUFOが描かれていた。
たぶん、さいあくななちゃんにかなり影響されている。夢の中の私もそう思っていた気がする。

授業にも出た。
三角関数は、サイン、コサイン、タンジェント以外に実はもう一つあるんだという話だった。
なんでもその4つ目は鹿児島の子どもにしか教えられていないので、不公平を防ぐために試験には出ないんだという話だった。
「ただ、もしかしたら出るかもしれないから。そのとききみたちが損しないように」
と先生は言った。

私はまた倒れていた。今度は現実の小学生当時好きだった男の子(B君)が、金色の指輪の入ったどろどろの何かを私に掛けた。
そのとき、B君はその液体の中に指輪が入っているとは知らなかった。
けれど、その指輪のおかげで私は完全に呪いから解放された。
その指輪はB君のご両親の結婚指輪で、私はそれをB君に笑顔で渡した。

やはり時系列がはっきりしないが、私はB君にお礼を言われていた。どこかのタイミングで彼に板チョコを渡したらしい。
彼は笑顔で「俺板チョコ大好きなんだ」と言った。
するとそのよこからC君がやってきて、私に100円を渡した。
「これは何の100円?」と聞くと、やはり何かのお礼だと言った。
「なんのだよ~」と笑っていると、もう100円握らされた。

B君と笑顔で話したり、B君に膝を撫でてもらったり、B君に助けてもらったり、幸せだった。
けれど私とB君は、決して恋人同士ではなかった。
すべてB君のやさしさから来ているものだった。

この夢を、B君が聞いたら気持ち悪がるだろう。

第二部
現実で、sky、というゲームがある。
ゲームの中の世界を旅して精霊を集めるゲームなのだが、私はどうやらその攻略動画を観ている。
そして、その動画の中に入り込んでいる。
雪国の中にたたずむ、キャッ〇〇〇〇〇という酒場兼宿屋がある。もちろん現実のゲームにはそんな場所は存在しない。
その建物の中に、実は精霊が隠れていたというのだ。
建物の1階、漆喰の壁に、小さな穴が空いている。
それは、蛇の耳の穴に繋がっている。
つやつやとした薄い青紫色の通路は、迷路のように別れ道がいくつもある。
そのうえ、蛇に気づかれると蛇が暴れだすらしい。誰かの声が、「かなり難しいです」と言う。
攻略動画なので、私の視点は迷うことなく、蛇が暴れることもなく、正解のルートを辿っていく。
気づくと、蛇の身体から外に出ていた。
外に出る直前に、精霊がいた。
しかし、ここで蛇に気づかれるとダメージを負ってしまう。
なぜかプレイヤー自身も小さい蛇になっていた。
耳を通らせてもらった蛇に気づかれないように宿屋の中に戻るところまでが、この精霊獲得の条件らしい。
宿屋の壁に耳をぴたりとつけた蛇に気づかれないよう、なるべく深く雪を掘って進む。
操作の許す限りどれだけ深く潜れるかが攻略のカギなのだそうだ。
この夢の最後は、プレイヤーの小蛇が自分で掘った雪のトンネル中にいる映像だった。

第三部
空港でなんらかのトラブルに巻き込まれる夢は本当によく見る。
はっきりどんなドタバタ劇があったか覚えているときもあるのだが、今日は空港にいたことしか覚えていない。
何故か地上に桟橋があった。
飛行機には乗っていない。
ものすごい人の数だった。
戦闘機のような三角形のフォルムをした飛行機が凄く近くに着陸した。

これ以上は思い出そうとすると頭がいたくなるのでやめておきます。